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【スペイン 大学寮 】メリット・デメリットは?〜実際の体験談〜

スペイン(バルセロナ)では、5年の間に4回引越ししました。
今回は1年目に住んでいた 大学寮 について、そのメリット、デメリットなど経験談についてお話します。

私の移動遍歴はこちら👇

1年目は 大学寮。(Pompeu Fabra 大学 CIutadellaキャンパス近くの寮)
2年目は大学の近くで二人暮らしのシェア。
その後しばらく住む場所決まらなかった時期がありました。
Plaza España近くの友人のピソ(アパート)に一ヶ月転がり込んだり、Barceloneta 近くの友人宅に一ヶ月住んだことも。
そしてモンジュイックの麓のPoble Secに半年。
今はSagrada Familia地区に落ち着きました。

いずれ、住んだ地域の印象について書きますね。

何故 大学寮 に入ることになったのか

私がスペインに来た2016年は、長期学生ビザの申請のために居住予定地の確認書が必要でした。

居住費の高いバルセロナで学生生活を送るには、住居の選択肢は、
1)ピソでシェア生活
2)入寮 
この二択しかない。

ところが、ちょうどその頃、映画『スパニッシュ・アパートメント』を観て、シェア生活を送る自信を失くしてしまった。
その映画は、バルセロナのマスターで留学生活を送る男の子のシェア生活を描いた映画で、背景がドンピシャ私と一緒。

恋愛、ホモセクシュアル、フィエスタ、雑多なピソ、ドラッグ、その他。

映画としては面白かったんですが、リアルに自分の生活と結びつけるにはインパクトが強くてひいてしまいました(笑)。

大学を卒業したくらいの若い頃ならまだ良かったかもしれないですが…
そこはお若い方に聞いてみたいw

しかも、ビザの申請のためには、日本にいながらシェアするピソを決めないといけない。
日本での一人暮らしが長かった私は、土地勘もない所で、住むアパートも見ず、同居する人も知らず居住地を決める度胸はなかったのです。

そんな訳で、ビザ申請の直前になって大学寮に空きが出たため、不安解消のため入寮することに決めたのです。

大学寮 はどんな部屋だったか

私が入寮したのは、Pompeu Fabra大学 Ciutadella キャンパスのすぐ近く、Ciutadella公園の目の前の寮。
RESAと呼ばれていました。

この寮は一人部屋と二人部屋があり、私は一人部屋を希望。
部屋の作りは1K、日本で言うと7畳の1Kくらい。

ポンペウ・ファブラ大学 大学寮 Nanaenbarcelona
ポンペウ・ファブラ大学 大学寮個室の部屋

ベッド、大きめのデスク、クローゼット、バス・トイレ、そして小さな小さなキッチン付き。
エアコンなし、冬用の極小(笑)暖房つき、テレビなし。
ちなみに、マットレス・枕はあるけど、シーツや布団は各個人で購入でした。

部屋は選べず勝手に割り振りされましたが、下の方の階が学部生、上の方の階が大学院生だったようです。

RESAは他の地区にもいくつか寮があり、部屋の形式は様々。
2人部屋だけど、各個人に部屋&バス・トイレがあってキッチンだけ共有とか、完全に二人部屋とか、色々です。

博士課程に通ってた女友達は他地区の寮で男の子と同室。
同室ですが、キッチンだけ共有という2人部屋でした。
キッチンは広くて、シェアメイトの男の子はあんまり料理しないから使い放題で居心地良かったと話してました。

私の経験上では、(常識のある)男性とのシェアは女性より楽。
バス・トイレ共有でも、女性と比べて使う時間が短いですしね。

大学寮はスペイン語の上達に有利なのか?

さて、本題。大学寮のメリット・デメリットについてです。
まず、寮がスペイン語の上達に有利なのか。
これは私の経験上のお話です。

✅私は完全一人部屋を選びましたが、日常会話の上達の為には良くなかった。

何故なら、アウトプット、つまり会話力が身につかない。
ネットラジオその他でインプットは何とかなる、と言ってもそれは一方通行のもの。
それにネットラジオなら日本に居たって聞くことはできます。
一方通行ではない、生の日常での会話の機会が圧倒的に少なく、ちょっと寂しかったですね。

でも勉強の面で良い面もあります。
それは

⭕プライベートが保てた。
つまり籠もれた。
課題や論文の締め切り前なども一人で黙々と籠もることができました(笑)

⭕同じ寮の友人たちと励ましあえる
寮には勉強室が3つほどあり、時々寮に住むクラスメートと勉強会をしました。
同じ寮だったコロンビア人のカルロスと、そして一番の仲良しだった中国のYuexinちゃん。
超・超・早口の教授の授業に苦しんだ私達は、その苦しみを共有し助け合ったわけです😂
この寮仲間とは、今でもずっと連絡を取り合っています。

生活面では

さて、生活面全般ではどうでしょうか。

⭕安心感
寮のメリットは、何といっても安心感。
レセプションには必ず管理の人が24時間いるし、門限も特にありませんでした。

⭕友人が来た時はエキストラベッドを貸してくれた。
前もって予約が必要ですが、ベッドが空いてれば16€で貸してくれました。
寮の部屋は狭いので、エキストラベッドを入れると床が無くなるんですが…😂
でも有り難いですよね、1年の間に2人の友人が来てくれました。
ちなみに、博士課程に行ってた男の子のところに数ヶ月恋人が来てて、一緒の部屋にいました。
詳細は分からないけど、寮の管理会社との交渉次第で割と柔軟に対応してくれる感じでした。

⭕大学に近い
私が入寮した場所は、キャンパスから徒歩5分。
とにかく課題や論文に必死だったので、1年間、ほぼ【キャンパス(図書館)〜寮〜スーパーマーケットの三角地帯】で生息してました。
それが良かったのか悪かったのかは微妙ですが…😓

⭕ wifi環境が(一応)整っている
いまや学生生活にwifi環境は欠かせません。
スペインに着いたばかりでwifi環境をゼロから整えるのは結構大変。
大学寮であればパスワードを設定するだけ。
ただし多くの入寮者が使うので、時々接続がうまくいかないこともあります。

✅そう安くない
電気代等を入れると、日本で一人暮らししていたマンションとそう変わらず。
バルセロナは異様に住居代が高いので、一人部屋・バス・トイレ・キッチン付きと考えると安い…のかもしれませんが。

✅キッチンがしょぼすぎた...。
キッチンは(一応)IHコンロが2つ付ですが、温まるのに時間がかかり過ぎる…。
そして極小冷蔵庫がありますが、冷凍庫・レンジはなし。
近くにはスーパーマーケットが3つもあって買い物は便利でしたが、冷凍庫もレンジもないと食品保存が難しく、料理好きだった私には辛い環境でした。

✅壁が薄すぎた
お隣の子はとても真面目な子だったので良いんです。
でも、論文提出日が近づいた頃、ナーバスになってる彼女のしゃっくりが一晩中聞こえてくるのにはビックリでした。

✅たまに学部生が大騒ぎ
これは大学寮アルアルですかね…。
下方の音は、上方にいくほど反響して大きくなります。
私の部屋は8階で、下階の騒音でしばしば眠れない時がありました。
一度あまりの騒音に近所から多数のクレームが出て、大学企画のイベントが中止になったこともあります。

✅お湯の出る量が少なすぎる。
冬はかなり辛かったですね…。
でもこれは部屋によるみたいでした。
ただ全般的に水道関係がむちゃくちゃで、友人の部屋は給湯器の故障で水が溢れ水浸しになったことがあります😅

✅部屋が暑すぎた…
バルセロナは地中海性気候でスペインの中でも温暖で過ごしやすい。
でもやはり太陽は強烈なので、部屋の方角によってはかなり暑いです。
寮は部屋が選べず、私の部屋は完全に西向き、夕方位から暑くて部屋にいられませんでした。
夏は午前中の方が気温が低いので、朝から日が入る方が絶対良い。
もし部屋が選べる場合は、東側をお勧めします。

そして最後のこれ。これがキツかった。

✅夏になるとG様が飛んできた!
エアコンが無いので、夏は窓を開けるしかないのですが…。
スペイン(バルセロナ?)のG様、夏の夜に窓を開けてると飛んでくるんですよ…(号泣)
でっかい割に動きが鈍いからすぐ仕留めれるんですがね。
G様が大大大嫌いな私は、最後の一ヶ月夜間は自分の部屋で過ごさず、夜はずーっとレセプション横の勉強部屋にこもってました。
論文の仕上げにも追い込まれていましたし、勉強部屋はエアコンも使い放題だったので、まあ良しと…。

寮生活 と シェア生活

ピソでのシェア生活は、同居人との相性によって居心地が左右されます。
寮で完全個室を選べる場合は、そうした煩わしさがないのは良いですね。

日本での一人暮らしが長かった私は、土地勘のない場所で最初からシェア生活を始める勇気は無かった。
だけど、人との生活に揉まれながら学んでいくことも沢山あるので、どちらがより良いとは言い難い。

寮の生活は、勉強会をしたり大学のことに集中できる環境なのは確かにとても良かったです😊
博士課程に通っていた友人は、最後までずっと寮生活でした。

寮で過ごした一年間は、普通の生活とはちょっと違うけど、スペインでの学生生活の中の、良い想い出の1つです。

どなたかの参考になれば幸いです。

では、また! Hasta pronto!!

Nana

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