スペインには、少し活気が戻ってきました。
通りのバルのテラスには夏を楽しむ人達がお喋り興じ、
夏を吸収しようと海辺でスペインの太陽を一身に浴びています。
6月に入るとバルセロナの街は黄色いアカシアの花で通りが華やかに彩られます。
そうだ!この季節はサン・フェリペ・ネリ広場が黄色の花で更に美しくなる季節だった!
賑やかな中にも静けさを感じるお気に入りの サン・フェリペ・ネリ 広場。
週末の午後はそこでぼーっとすることに決定。
予想通り!ハラリ、ハラリと黄色いアカシアの花びらが落ちてきてなんとも美しい。
ふと教会のドアを覗くと、いつもは真っ暗なのに明かりがついてることに気づきました。
中に人がいるのかな?
興味深くて覗いていると…見知らぬおじちゃんが、「どうぞどうぞ」とドアを開けてくれました(笑)
あまりにも気安い感じでニコニコと開けてくれるので逆に警戒してしまいましたが、
勧められるままに入ってみました。
あの!中で写真撮ってもいいですか? と聞くと、これにも「どうぞどうぞ」と(笑)
中ではミサが行われていて、後方の席で見学させてもらいました。
ミサの情報が手に入っておらず、5年間バルセロナにいて初めて中に入りました。感激。
案内してくれたおじさんのご好意に甘え、内部の写真も摂らせてもらいました。
そして、これ、これを観たかったんです!
ガウディがモデルを務めたという2枚の絵です。
ガウディは写真に摂られるのが嫌いで、生前の写真はほとんど残ってません。
この2枚の絵は、天才ガウディのお顔を拝見できる貴重なものなのです。
教会の中を探さないといけないかと思いましたが…。
かなり大きい絵で主祭壇の両脇の壁のかなり目立つところに飾ってありました。
サン・フェリペ・ネリ神父として描かれてあるのがガウディ のお顔です。
1枚目が右端、2枚目が手前の右から2番目です。
私はこの2枚の絵をこの目で見れたことに大満足!
きっと今年は良い夏になるに違いないです。
声をかけてくれたおじさまに感謝。怪しんでしまってごめんなさい。
ちなみに私が中に入れたのは土曜日の18:30頃でした。
ガウディの命日はつい先日、6月10日。
1926年に亡くなったので、もう少しで没後100年ですね。
2026年の完成を目指していたサグラダ・ファミリア。
コロナの影響で昨年長期間工事がストップしていましたが、現在急ピッチに工事を進めているようです。
サン・フェリペ・ネリ教会は、ガウディが亡くなるまで通い続けた教会。
そして広場は、スペインの歴史を語る上でとても重要な場所です。
この絵についての新聞記事等も参考にした、こちらのページも参考にしてくださいね。
最後にひらひら舞い落ちる黄色いアカシアと、黄色い絨毯をお楽しみください💗
ではまた!
黄色いアカシアの花がチラチラと舞うサン・フェリペ・ネリ教会で、ガウディがモデルの絵画を観る機会に恵まれました💗絵画の写真はこちらに貼ってます😊
— Nana🇯🇵🇪🇸ナナ🎨スペイン⛵️バルセロナ (@Nanita7777) June 19, 2021
→https://t.co/Zz4W4I7N4b#Spain pic.twitter.com/SpsjGijuDM
ツイッターフォローはこちら👇
Follow @Nanita7777