旅・エッセイ

旅ブログ【オアハカ Oaxaca / México 】〜世界遺産・先住民族文化・美食...魅力あふれるメキシコ南部の町

コロナの悪さで国と国とを行き来するのが難しくなって1年。

私が最後にスペインから旅したのは、2019年12月メキシコ!

私は大学時代に1年ほど中米に留学した経験があります。
その多様で複雑な歴史・文化・美食、そしてメキシコ人のキャラクターにすっかり魅せられて帰国しました。
その後、紆余曲折して現在スペインのバルセロナに住んでいますが、メキシコは大好きな国の1つであることには変わりはありません。

メキシコはその都市・町によって様々な表情を持つ魅力的な国。
その中でもオアハカ(Oaxaca)という美しい町の旅の想い出を、写真やビデオを交えながら紹介していきます😃

Oaxaca オアハカの魅力

Oaxaca オアハカはメキシコ南部にある、メキシコの中でも先住民族が多い州。

その魅力的な町は沢山の人を惹きつけてやみません。
旅人にとって、オアハカの魅力とは?

1.メキシコの中でも比較的安全
2.近郊に世界遺産がなんと2つもある!
3.近郊に見どころが沢山あり現地ツアーがめちゃくちゃ充実していて楽しい
4.ご飯が最高に美味しい
5.先住民人口比率がメキシコの中でも高く、伝統的な衣装や可愛い民芸品が沢山ある。
6.街歩きが超楽しい!

安全面。これはメキシコを旅する上でとても重要。
残念ながら、私が留学していた時と比べると、メキシコの治安は年々悪化しています。
メキシコは大好きな国ですが、旅行に行く際にはメキシコに詳しい方にアドバイスをもらうことをお勧めします。
行き先を選べば安全で楽しい旅が出来るはず。
そういう意味でも、オアハカはメキシコの中でも抜群にお勧めできる町なのです。

私は4泊5日の日程でオアハカに滞在しました。
この日程で、無理なくとても楽しめたので、参考にどうぞ。
おおまかなスケジュールは下のような感じ。
※ブログ記事の記載は日程順ではありません

1日目 お昼過ぎにオアハカ着(メキシコシティ➡オアハカのフライト)
2日目  オアハカの町散策。この日に現地ツアーを見つけました。
3日目 現地ツアー
4日目 モンテ・アルバン
5日目 午前中にオアハカをバスで出発し他の町へ移動。

宿泊ホテルはこちら👇

ホテル・カサ・アンティグア
Hotel Casa Antigua
住所:5 de Mayo 206, RUTA INDEPENDENCIA, Centro, 68000 Oaxaca de Juárez, Oax., México

このホテルは、中心地から割と近く、平地にあり、窓がある部屋という条件で探して予約。
私は窓のない部屋が苦手なのです…。
ところが手違いがあり通されたのは窓のない部屋。
明らかに予約ページとの相違があるため、丁寧に不満を申しました。
しかし年末ハイシーズンで同レベルの窓のある部屋は満室!
ガーン。
しかし納得いかず、ひるまず予約元サイトに連絡を入れました(ブッキング・コム)
予約元サイトとホテルが話し合いをしたようです。
ホテルに着いて部屋に入るまでに時間はかかりましたが…
なんと専用テラスがある屋上の一番広い部屋に泊まれました🙌

きっと私はオアハカに愛されてるに違いません。
予約の手違いはありましたが、ホテルの対応は全般的に良かったですよ。
高級ホテルではありませんが、アクセスもよく居心地が良いホテルでした。
何か手違いがあった時は、ひるまず冷静にクレームしましょう。

Oaxaca 街歩き〜音楽と踊りがあふれる魅力的な町〜

私たちが訪れたのは12月。まさにクリスマスシーズンです。
Oaxacaには可愛いカフェや雑貨屋さんが沢山あり、町歩きも飽きることがありません。

旅先で市場に行くのも1つの楽しみ。
オアハカには食べ物や雑貨が売っている市場 と、民芸品専門の市場があります。
町自体はそんなに大きくないので私は2つとも覗いてみました。

ベニート・フアレス市場:Zocalo(町の中心地)の近くです。
Mercado Benito Juárez
住所:Las Casas S/N, OAX_RE_BENITO JUAREZ, Centro, 68000 Oaxaca de Juárez, Oax.,Mexico

民芸品・手工芸品の市場
Mercado de Artesanías de Oaxaca 
住所:Gral. Ignacio Zaragoza, OAX_RE_BENITO JUAREZ, Centro, 68000 Oaxaca de Juárez, Oax., México

そしてなんといってもオアハカの町の魅力は、音楽やダンスがあふれていること!
特に私が訪れた時はクリスマスシーズンだったからか、パレードを毎日見かけました。
町中には色とりどりの民族衣装で踊る女性達が沢山。
混ざって踊っても嫌な顔ひとつされません。

そして、Zócalo(町の中心の広場)ではダンソンを踊っていました。しかも生演奏で!!
ダンソンはキューバ発祥の踊りで、男女でゆったりと優雅に踊ります。
私があまりにも踊りたそうにしてたんでしょうね。
年配の方が「この女の子と踊ってあげて〜」と頼んでくださって、紳士と数曲踊らせてもらいました。
まあ、ダンソンの踊り方なぞ知りませんが、ノリですノリ。楽しかった〜💗


そして、通りでは結婚式に出逢いました!
新婚カップルの熱〜いキス💗
道行く人も巻き込んで賑やかに祝うのはメキシコの特徴的なスタイル!

私の友人(日本人)もメキシコ人の旦那様とこんな賑やかな結婚式をしました。
そんな友人の花嫁姿を思い出しながらうっとりしていると、新婚カップルのお友達から
「これ、飲んでみる?」
ってメスカル(テキーラのようなお酒)が入ったグラスを渡されました(何故?笑)
これをまた私がくいッと飲んじゃったので、皆さんびっくりするやら喜ぶやら!
で、思いがけず盛り上がった夜でした。


さて、こんな感じでぼーっと歩いてても沢山おもしろいことがやってくる町なのですが...。

2日目に思いつきで立ち寄ってすごく楽しかったのが、美しいサボテンがある植物園。
ものすごい種類のサボテンが、とても良い状態に管理されています。
貴重なサボテンの保存のため、中の見学はガイドツアーのみ。
ガイドさんはドイツ人でしたがとても流暢なスペイン語で説明されてました。

行くなら午前中に立ち寄って予約表に名前を入れましょう。
町のど真ん中にあり、アクセスもとても良いですよ!

ちなみにこの写真の真ん中のサボテンは「姑の椅子」という微妙な名前がつけられてるそうです(笑)

Jardín Etnobotánico de Oaxaca (オアハカ植物園)
Reforma Sur n, RUTA INDEPENDENCIA, Centro, 68000 Oaxaca de Juárez, Oax., México

食事は、何を食べても美味しかったのですが、その中でもイチオシがここのChile relleno.
Chile relleno (チレ・レジェーノ)は、大きな唐辛子に肉や野菜、チーズなどを詰めたもの。
唐辛子といっても様々で、辛くないものもあるんですよ。

こじんまりした小さいお店ですが、中のインテリアもとっても好みでした。

La Casa del Tío Güero
住所:Calle de Manuel García Vigil 715, RUTA INDEPENDENCIA, Centro, 68000 Oaxaca de Juárez, Oax., México

世界遺産:Monte Alban モンテ・アルバン

オアハカには、モンテ・アルバン遺跡、ミトラ遺跡という2つの世界遺産があります。

モンテ・アルバン はオアハカのセントロ(中心地)から車だと約20分程度。
車だと近いのですが、歩くと1時間以上かかる上にかなりの丘の上にあります。
メキシコの太陽とあの乾燥した天候を考えると歩くのは勧めません。

私達はシャトルバスを利用しました。発着所は下記のホテルでした。
Hotel Rivera del Ángel 
Francisco Javier Mina 518, Zona Lunes Feb 09, Centro, 68000 Oaxaca de Juárez, Oax., Mexico

Monte alban ・美しいサポテカ文化の祭祀センター

モンテ・アルバンはとても広くて、載せている上の写真は全体のほんの一部です。
私達はゆっくりと2時間半〜3時間ほどかけて見学しました。
影になる場所があまりありませんので、帽子などを被っていくことをお勧めします。

モンテ・アルバンは、紀元前500年頃から紀元800年頃まで、サポテカ文明の中心をなす祭祀センターでした。
日本のテレビ番組でも何度も紹介されているので、ご存知の方もおられるかもしれませんね。
2001年にTBSに放送された番組の紹介から抜粋。

オアハカの街の西およそ10km、丘陵の頂上部につられたアクロポリス、「モンテ・アルバン」。初め先住民たちの祭祀場として紀元前7世紀に本格的な建設が始まったと考えられているが、何故水もない山頂に42平方kmにも及ぶ広大な都市がつくられたのか、また何故ある日突然滅んでしまったのか、いまだに謎のままである。

上記の通り。モンテ・アルバンはいまだ未知の謎がいっぱい。
その中にはこんなおどろおどろしい石彫もあります。

2500年もの間続いたモンテ・アルバンの中で、最も初期につくられた建造物から発見された石彫である。「踊る人」と名付けられてはいるが、人物の苦痛の表情、飛び出した内蔵の描写などから拷問にかけられた捕虜の姿ではないかといわれている。また一説には当時の外科手術の記録ではないかと考える向きもあり、石の芸術のその豊かな表現力を前にさまざまな解釈が試みられている。

この他にも、豊穣を願う宗教儀式を行っていた「球戯場」など興味深いところが沢山。
ちなみにこの宗教儀式の球戯では、勝利した者が神に一番近いものとして生贄にされたとか…
いや勝ちたくないわー(笑)

遺跡の入口横には博物館が併設されていて、この地から発掘されたものや建築物の復元模型などが展示されています。
とても見応えがあるので是非この博物館も立ち寄りましょう。

Oaxaca 現地一日ツアーは盛りだくさんで超おすすめ

さて、Oaxaca 近郊のもう1つ重要な世界遺産はMitla(ミトラ)遺跡。

オアハカ近郊には見どころが沢山あり、ミトラ遺跡を含めそれらを効率よく回れる現地ツアーが沢山あります。
いくつかの会社のチラシをもらい値段や内容など比較して決めるとよいでしょう。
ちなみに現地ツアーには遺跡の入場料や昼食代は含まれていないことが殆どです。

私達が参加したツアーの内容はこんなに盛りだくさん!
これらを全て自力で行こうとするとかなり大変。
短期間の滞在なら絶対ツアーがお勧めです。

1.Santa María del Tuleという町の トゥーレの木 という大木を見学
2.織物工場見学
3.ミトラ遺跡見学
4.Hierve el Agua という景勝地
5.Mezcalería メスカル工場見学

充実したツアー内容の上に、昼食時に立ち寄ったビュッフェレストランもすごく美味しかったです。
種類も豊富で、アステカ時代から続く伝統のスープ、ポソーレだけでも3種類ありました。
ビュッフェレストランはここ。

Restaurante buffet Chocohuacle
San Pablo Villa de Mitla, Oaxaca, México

トゥーレの木は大きすぎてうまく撮れませんでしたが、世界で一番太い木で円周はなんと58m!
樹齢2000年とも3000年とも言われています。

織物工場も特に押し売りはしませんし、丁寧な工程の説明を聞くことができます。
ツアーで一緒になった方々は結構購入されてましたね。

さて、ミトラ遺跡は、サポテカ文化の遺跡で、9世紀から12世紀頃に特に栄えたそう。
モンテ・アルバンが衰退する9世紀頃には、ミトラに多くの人が移動したらしいです。
遺跡の壁に残る繊細な壁のモザイク模様は非常に美しく、この地方の織物の柄の元になっているそうです。

ちょっと疲れたかな〜というところで、最後にメスカル工場に行きます。
メスカルとは、リュウゼツランを原料とする蒸留酒の総称。
この中でも特定のリュウゼツランを使い特定の産地で作ったものがテキーラです。
このメスカルをオレンジとチレ(唐辛子)でクイっと飲むと美味しいんですよ〜
工場では数種類の試飲が出来ます。
工場は Mezcal del Rey de Matatlán というところでした。
私、強くはないのですがお酒大好きでして、メスカルですっかりご機嫌になって帰途につきました💗

Hierve el Agua 美しい景観に感動

最後に...現地ツアーの中でも特に感激したHierve el Agua(イエルべ・エル・アグア)!

Hierve el Aguaはスペイン語で「沸騰した水」を意味します。
岩山から炭酸カルシウムを含む冷水が流出し、石灰華によって滝のような美しい奇観が形作られています。
百聞は一見に如かず。この美しい景色を見てください!

水は割とぬるくて、水着で中に入っている人が沢山いました。
私はこの旅に水着を持参してなかったので残念。
(12月のメキシコに水着を持っていく考えが抜けていた...)
次回もし訪れることがあれば、絶対水着を仕込んでいってジャブジャブしたいです!

足元は常に濡れているので滑らないように注意。
日本みたいに転落防止の柵やロープなんてありませんから、個人個人で気をつけてくださーい。

近くに行くと、こんな感じ。
水着を着てる皆さんは崖っぷちに座って写真撮ったりしてました(怖)

ただし現在、利権争いにより一般公開を中止しているそうです。
観光客が増えすぎたことによる環境問題もあるようですね。
きっとなんらかの形で再度一般公開することと思いますので、オアハカを訪れる方は最新情報をチェックしてくださいね。

こちらは車で直行してもオアハカの町から1時間半ほどかかりますし、現地ツアーで効率よく行く方がお勧めです。

さて、私が大好きなメキシコの中でも、魅力たっぷりのオアハカを紹介しました。
本当に一枚の記事ではおさめきれないほどの魅力がある町なので、世の中が落ち着いてからの旅行先として是非リストに入れてくださいね。

それでは、また!Hasta pronto!
Nana

参照:
第276回2001年11月18日 オアハカ歴史地区とモンテ・アルバン古代遺跡(メキシコ), 世界遺産 The World Heritage [http://www.tbs.co.jp/heritage/1st/archive/20011118/onair.html]
トゥーレの木, Wikipedia [https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%81%AE%E6%9C%A8]

スペインも、地方によって全く違う国かのように思える多彩な魅力があります。
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