バルセロナで生活する上で、避けられない"シェア生活"。
物価・ピソ(アパート)が高額なバルセロナでは、基本的に他人と台所やバスルームを共有して住むのが一般的。
日本みたいに一人暮らし用のワンルームマンションなんて存在しないから、1人で住みたいなら、かなり稼げるようになってから、スタジオタイプとか、いくつか部屋があるマンションを借りて1人暮らしするようだ。
実際かなりお給料が良かったスペイン人の友人(40代・服飾デザイナー)が、バルセロネータ(ビーチ)の近くの高級マンションのスタジオ(広いワンルーム)に1人で住んでた。
でも仕事が不安定になると当然賃貸料が払えなくなり、スタジオなので恋人以外とは同居することも難しく、コロナ禍で全てが不安定な今、彼女はシェア生活をしている。
彼女のシェア生活もなかなかのもの。
どうもオーナーも同居人のおとなしい女の子もヒッピーみたいな人達。
いつ会っても同居人は明らかにどこかの別の世界の人で、なんか吸ってるっぽい。
まあスペインではグレーゾーンのモノ🌿ですね。
ある日同居人が彼氏?を連れてきた。そしてその女の子いわく「あの、彼が、良かったら、3人でヤラないかって言ってるんだけど」だって😂😂😂
その話聞いた皆、吹き出してたけど、ほんと勘弁してほしいわ。
さてさて私の場合。
私のように日本で一人暮らしの経験が長く、料理が好きな人間にとっては、このシェア生活に慣れるのが一番大変。というか慣れない(笑)
凝った料理を作りたくても、台所を専有することを思うと躊躇するし、冷蔵庫のスペースも限られる。作った食事を一緒に食べれるような仲だとうまくいくのかな。
私の友人達の中で、このシェア生活がうまく行っているのは、元々友人だったグループでシェアしてる子たち。
あとはカップルや夫婦で借りている子たち。(カップルのみ、夫婦のみ、で部屋貸しじゃなく丸々借りるのもまた結構難しい)
ガリシアの女友達♀は、ガリシア時代からの恋人と、これまたガリシア時代からの友人の男の子2人♂と4年間ずっと一緒に住んでいる。
先日引越したんだけど、4人まるっと一緒に引越したそうだ
。こだわりの野菜を宅配で注文してて、それも4人で割り勘。
スペインは料理が上手な男の子が多いし、料理は適当に誰かが作って皆で食べてるみたい。
彼女の誕生日の時も、恋人と同居人がいっぱい料理作ってた。
シェア生活って、ほんと同居人によってその明暗が分かれる。
すごく神経質で喜怒哀楽の激しいカタランの女の子と住んだ時は、私がタコ🐙の料理を作った後、「臭い臭い臭い臭いーー!!」と叫び続けられ、一週間ほどピソ中に消臭スプレーを振りまくっていた。
(私はそれがトラウマで、その後1年タコ食べれなかったw)
いわく、彼女は肉を食べないベジタリアンらしいが、パックのサラダと缶詰のツナで生きてて、逆に非常に不健康だなぁと思ったもんだ。
結局、暗い私の部屋で昼間電気をつけて勉強することににダメ出しをされ、1年頑張ったけどギブアップ😂
ちゃらいイタリア男とシェアした時は、ほんっとにしょっちゅう女の子を連れ込んでた。
毎週末、下手すれば平日、しかも毎回違う女。デートサイトで見つけてくるらしい。
夜中や朝、自分ちのトイレや台所で知らない女に出くわすって怖くない??
各部屋に鍵があるわけでもないし、防犯上ものすごく嫌ですぐにおさらばした。
一番快適だったのはエクアドルの男の子。
彼はすごく綺麗好きだし、シャワーの時間も短いし、しょっちゅう私が好きなラテン音楽かけてるし(笑)
しかも彼は男の子が好きだから変な心配いらないし(家に彼を連れてくることはない)。
いびきと笑い声が大きいだけで(壁が薄いから聞こえるw)すごく楽だった。
たまに凝った料理を作りたい時は、先に予定を聞いて、台所専有させてもらって一緒に食べてた。
1人のために作るより楽しいしね。
結論。私は、シェアするなら常識のあるゲイの男の子が一番楽。
同居人との相性が良ければ、一人暮らしより安心感はある!
スペインに住んでる方、シェア生活、楽しんでますか?
ではまた~Hasta pronto👋
Nana
写真はタコ事件のピソからの風景🐙😂
Eixample(アシャンブラ地区)で大学院にも近く便利が良かったけど、
隣がB&B貸ししてて、旅行者がものすごい大人数・騒音のフィエスタをすることも。
まあ、毎回カタランの同居人が警察に電話してましたけどねw
そういうとこは好きだった😁
なんかかんだあったけど、彼女とは今でも時々連絡取り合ってます。
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